サックス様のフェロモン
●性的すぎるサックス様の逮捕について●
「サックスの響きは卑猥すぎる!超性的!!」とか「悪魔の笛」とか言われてきた歴史を持つサキソフォン。
音色はかなり色っぽい。
個人的なイメージは、
・ソプラノサックス:高貴な艶のある音
・アルトサックス:明るくのびやかなエロス
・テナーサックス:優しさに織り込まれたフェロモン
・バリトンサックス:色々知り尽くした渋いフェロモン
てなとこです。
やっぱりっていうか、ナチスからも「退廃的な音の楽器」と言われて追いやられていたとか。
また、サックスはとても新しい楽器で、なかなかオーケストラで見かけることはありません。
が、吹奏楽やジャズ(ここでとくにサックス様フェロモンを存分に発揮)、ビッグバンドでは大活躍の楽器です。
軍楽隊でも大歓迎されたらしい。
すごく合理的な作りをしているらしく、初心者でもすぐ音の出る楽器です。指の動きも簡単。
(この、「簡単に音が出せる、演奏しやすい」システムなのがサックスのすごいところ)
実際吹いた感想では、かなりでかい音が楽に出る楽器でした。
で、「すぐに音の出る楽器は上達するのが大変」の定説通り(ピアノ・トライアングル・他にもいっぱい)上達が非常に難しい楽器、だと思います。
●サックスののびやかなエロスを堪能できる曲●
マーチの真ん中らへん(「トリオ」と呼ばれる部分)。
「軍艦行進曲」(パチンコで流れてるあれ)とか、「ボギー大佐」(猿、ゴリラ、チンパンジー、のあれ)とか。
マーチは曲の真ん中らへんから、元気な冒頭の雰囲気と打って変わって
「故郷に思いをはせている」的な情緒的な曲調になることが多いのですが、
大概サックスやトロンボーンがのびのび大活躍してます。
(その曲が作られた国にもよるけど)
聞いてて非常にきもちいい部分。
サックスじゃなくても、マーチは楽器の特徴が分かりやすいのでお勧めです。
しかもたいてい短いから飽きないことが多い。
国ごとの特徴もあるので、世界史好きにも良いかと思います。
朝から聞くと、鼻血出そうなくらいドーピング効果あります。
こってこてのエロス曲についてはまた後程。
奏者についてですが、
サックス奏者どうしはとっても仲が良いのが定説なようです。
楽団で飲みに行っても、サックス奏者は固まってワイワイ楽しんでるという話をよく聞きます。
ソツが無く、人当たりも良い人が多いのもサックス奏者の特徴らしい。
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