バスクラさんの修理講座













●バスクラのポジション●
構え方が非常に男らしい。
足を開いて、手を伸ばして楽器を操作します。
女性奏者が長いスカートやパンツスタイルでこのポーズで演奏しているとちょっとしびれる。
いやうそです。
かなりしびれる。

音域も広いらしく、機能的にはとても優れているので
実はかなり使える楽器

というのが、私の良く聞くバスクラ評価。

クラリネットと機能的にはほぼ同じだそうです。

でも、ばんばん脚光を浴びるポジションでは無い…んじゃないかなと。

実は密かにソロがあったりオイシイところを演奏したり、
さりげなく光る存在。
年季の入った職人みたいな楽器です(妄想妄想)。

歴史的には割と古めで、
モーツァルトの時代には存在していたそうです。

それを改良したのがサックスの生みの親、
アドルフサックスさんらしい。
当時機能的に優れていたクラリネットと同じ指使いになるように改良したとか。

すごいっすねアドルフさん。

この人は本当に楽器をバンバン改良、発明していて積極的です。
ちょっと楽器について調べようと思うと、
しょっちゅう名前を見かけます。

●おとこ教室●
構え方も男らしいし、音も基本的に直線的で
微妙にしわがれた感じが男前です。

個人的には、「ズーッ、ズーッ」という寝ているような、
地を這う蛇みたいなイメージの音色。
なんでかこの音からは、寒い地方の訛りを感じます。


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