ジャズねたメモ2

●ジャズができるまで

時代はアメリカ南北戦争あたりまで遡ります。

戦争の内容は割愛して結果を言えば、北軍の勝利。
その際、敗戦国(州?)側の軍楽隊たちが置いて行った楽器
(もしくはお役御免となり、売られた軍楽隊の楽器)がそこらじゅうに溢れていて
手に入りやすかった。

これを使って音楽をやり始めたのがジャズの生まれたいきさつだそうです。

以上、「ジャズができるまで」終わり。

南北戦争と言えば、奴隷解放を目的として掲げた戦争として有名。
奴隷は当然、仕事は常に与えられています。
というか、休む暇なく働かされ自由も無く、仕事は選べない。

南軍が負け奴隷制度が一応の崩壊を見せ、
雇い主を失った瞬間
奴隷とされていた人たちは自由にもなったけど、仕事も失い、解放されてもたくさんの弊害が残ったとか。

ジャズをはじめたのは、そんな元奴隷の黒人さんたちと言われています。
(もしくは、白人と黒人のハーフ、「クレオール」。)
いきなり自由の中に叩き込まれた彼らが、
役目を失って投げ捨てられた楽器を拾って音楽を始めて、お金を稼ぎ始めるという、
差し迫った原因があって生まれたのがジャズ。

この歴史の流れはもう胸キュン。

で、黒人さんたちがもともと持っている音楽と、主にヨーロッパ生まれの楽器たちが融合してできた新しい音楽なわけです。

その後いろんなジャンルのジャズが発展していくんですが、
その辺はややこしくて私がよく分かってないのでこの辺で終わります。

詳しすぎるサイトは「ジャズの歴史」とかで検索するとザクザク出てきます。


※黒人と白人のハーフについて※
「クレオール」は黒人と白人のハーフを指す言葉ではなく、
「植民地生まれ」とか、「先祖がアフリカとかスペイン人のルイジアナの人々」を意味したりする言葉。
黒人、白人のハーフは「ムラ―ト」。
↑お絵かき投稿サイト「pixiv」のコメントにて教えていただきました!
私ってやつぁ…><ご指摘、本当にありがたいです!

せっかくなので、ちょうかっこいいジャズ歌手
↓ニーナ・シモン↓

「Feeling good」


トランペットジョーク